婦人科ガン検診について

婦人科ガン検診について

婦人科系のガン検診を受けたことがない人が多くいます。日常の多忙さやなんとなく恥ずかしいなどの理由 がありますが、なんといつても受診する動機が乏しい点にあると思います。実際、当院に受診する患者さんを診ていますと、不正出血があると子宮がん、乳腺に しこりがあると乳がん等々の発想と色々な思いを巡らせて初めて受診する方が多くいます。
婦人科系のガンは定期的に検診をうけていれば、早期に発見できるものがほとんどです。自覚症状にとらわれずに定期的に検診を受けることをお勧めします。

婦人科系の検診としては、子宮頸ガン、子宮体ガン、卵巣ガン、乳ガンがありますが、いずれも生理直後にすべての検査が可能です。生理直後は子宮内膜 が一番薄い状況で子宮内の異常や卵巣の異常も見つけやすく、乳腺を観察するにも適しています。したがつてこの時期に検査を受ければ、婦人科のガン検診はす べてカーバできると考えます 時間的にもすべて検診しても20分程度です。

子宮頸ガンについて

子宮頸ガンの発症は若年化しており、20代で発症する人が増えています。理由として性交渉の低年齢化と 検診の受診率の低さにあると考えます。子宮頸ガンは性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関与しており最近では子宮頸ガンの細胞診と HPV検査との併用がひろまつています。両者併用により;ガン検診の感度および特異度がほぼ100%になるといわれています。もちろんHPVに感染すれば 必ずガンになるのではなく、ガンは持続感染した場合のみごくまれに合併する疾患と捉える必要があります。

図 若い女性の間で増加する子宮頸ガン

hpv01s

図 HPVの年齢別感染率

hpv02s

2008年5月24日投稿分

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